株式会社プラッツ - 個人投資家の皆様へ

（1）福祉用具流通市場

福祉用具流通市場向けの商品ラインナップ

福祉用具貸与事業者は、主として居宅介護支援事業所（※1）に所属する介護支援専門員（※2）が作成したケアプランにて選定された福祉用具を、居宅サービスを受ける要介護認定者向けに貸し出すことによって収益を得ております。したがいまして、福祉用具流通市場向けの医療介護用電動ベッドは、居宅での介護ニーズに合った商品性が必要となります。
当社グループは、福祉用具流通市場に向けて開発・商品化した医療介護用電動ベッドを「在宅用介護ベッド」という商品カテゴリに位置づけ、基本ラインナップは「ヨカロ」、「ラフィオ」、「ミオレットⅢ」および「プリモレット」の4種類となっております。
「ヨカロ」「ラフィオ」は、医学的な機能性およびデザイン性の高い商品となります。また、「プリモレット」は軽度者（※3）向けベッドとなります。
また、医学的配慮とユーザー視点に立って設計したベッド用グリップ（※4）「ニーパロ＋（プラス）」も「在宅用介護ベッド」の周辺機器として取り扱っております。

※1 居宅介護支援事業所: 介護保険制度における居宅サービスについての紹介、調整および費用の計算や請求等を要介護者の代わりに行う事業所。
※2 介護支援専門員: 要支援・要介護認定を受けた人からの相談を受け、居宅サービス計画（ケアプラン）を作成し、介護サービス事業者との連絡、調整等を取りまとめる者。通称「ケアマネジャー」。
※3 軽度者: 要介護度が要支援または要介護1の要介護認定者。
※4 ベッド用グリップ: ベッドから立ち上がる時、また、車いすやポータブルトイレからベッドへ戻る際に使用する医療介護用電動ベッドの周辺機器。

（2）医療・高齢者施設市場

医療・高齢者施設市場向けの商品ラインナップ

当社グループは、医療・高齢者施設市場に向けて開発・商品化した医療介護用電動ベッドを「医療施設用電動ベッド」という商品カテゴリで販売しており、基本ラインナップは医療施設向けの「アスピーノ」、「P300シリーズ」および「ペアージュ」、高齢者施設向けの「アーデル」および「レイスト」の5種類となっております。
「アスピーノ」「P300シリーズ」「アーデル」は、搬送性に優れた「センターロックシステム（※1）」や、安楽でケアのしやすい姿勢調整をサポートする「ハイバックサポート機能（※2）」を搭載した高機能モデルとなっており、「ペアージュ」「レイスト」はコストパフォーマンスを重視したスタンダードモデルとなっております。
また、前述のベッド用グリップ「ニーパロ＋（プラス）」も医療施設用電動ベッドの周辺機器として取り扱っております。

※1 センターロックシステム: 前後両方のボードの中央最下部にあるフットレバーを踏むことで、四隅のキャスターのすべてロック／ロック解除できる機構。
※2 ハイバックサポート機能: 背ボトムを上下に2分割し、それぞれを電動で調節することによりベッド上での姿勢を調整、食事介助や床ずれ予防のサポートをする機能。

P300シリーズ

ペアージュ

アーデル

レイスト

（3）家具流通市場

家具流通市場向けの商品ラインナップ

当社グループは、家具流通市場に向けて開発・商品化した医療介護用電動ベッドを「在宅用電動ベッド」という商品カテゴリとして位置付け、基本ラインナップは「ケアレットフォルテⅡ」、「ケアレットネオαⅡ」、「ケアレットシンプリー」の3種類となっております。
これらの「在宅用電動ベッド」は、購入者の自宅で利用することを前提としているため、一般ベッドと同様に家具としてのデザイン性を有しております。

ケアレットフォルテⅡ

ケアレットネオαⅡ

ケアレットシンプリー

強みについて

製品作りにおける3つの強み「高品質・高機能・低価格」

高品質：自社工場による徹底した品質管理

国内入荷時の基準に基づく定期的な検査実施と製造現場へのフィードバックによる品質の維持向上を実現。

高機能：顧客の声を形にした商品企画・開発

業界初の取り組み

病院色をなくすため、2001年レンタルベッドのボードに木製を採用

フレーム色は白ではなくブラウン、現在は業界標準に

メガネや薬を置ける宮付のヘッドボード

宮付タイプの介護レンタルベッド

宮付タイプの介護レンタルベッド
PZB-V310R/M

商品開発における専門家との連携

【佐賀大学との産学連携で開発された商品群】

「誤嚥リスク」と「床ずれリスク」の軽減を目的とした「ハイバックサポート機能」を搭載した「ラフィオ」「アーデル」「P300シリーズ」

業界初の「ひざ当て移乗」「自動ロック方式」を搭載した「ニーパロ」

「ニーパロ＋」画像

自動ロック式ベッド用グリップ「ニーパロ」

低価格：低コストでの開発・生産ノウハウ

（1）人件費が安価な海外（ベトナム）での生産

（2）顧客の求める機能に絞って仕様を決定

（3）試験研究や設備投資にコストをかけずに商品化

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